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大路池(たいろいけ)

坪田地区 <パノラマ画像あり>

 

大路池は、二千年以前に水蒸気爆発によって形成された火口湖で、四季を通じて満々たる水をたたえており、村の簡易水道の貴重な水源として活用されていた。
周囲2.1km、水辺から斜面一体は椎の木等の原生林に覆われ、小鳥の楽園としても知られている。そのため、野鳥の保護地区に指定されるとともに、富士箱根国立公園の特別保護地区に指定されている。また、この池には昭和十二年に発見されて話題になった「たいろ藻」と称する水藻の固有種の繁殖池として知られていたが、昭和5810月の噴火の際大量の降灰があり、今では絶滅の危機に瀕している。
昭和十二年5月に、昭和の文豪・太宰治もこの地を訪れており、大路池のほとりで憩う姿が撮影されている。

 

北川桟橋付近には休憩所、トイレ、駐車場があります。

 

大路池入り口は「三宅島ふれあい自然センター アカコッコ館」があります。

【こちらから360°のパノラマ画像をご覧いただけます】

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