『三宅島フォトコンテスト2025』 は2025年9月7日（日）で締切り、「審査員審査部門」では217点、「Instagram部門」では127点とたくさんのご応募をいただきました！

誠にありがとうございました！

各部門において受賞作品が以下のとおり選出されました。

受賞された応募者の皆様へは後日、三宅島フォトコンテスト2025事務局より改めて受賞のご連絡をさせていただきます。

「審査員審査部門」受賞作品については2025年11月15日（土）の産業祭にて、三宅島郷土資料館でのパネル展示を行いますのでぜひご覧ください。

また、「審査員審査部門」にご応募いただいた全作品は、2025年12月下旬～2026年11月末まで阿古船客待合所（ここぽーと）1階に展示いたします。
「Instagram部門」の作品は「三宅島フォトコンテスト2025」Instagramアカウントにてご覧いただけます。

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★審査員審査部門★

【グランプリ】

●作品名：三本岳と彗星

●コメント：沖の三本岳の上に紫金山・アトラス彗星…月明かりで手前の富賀浜の海底の様子まで見えていました。 紫金山・アトラス彗星（C/2023 A3; Tsuchinshan-ATLAS）

●撮影者：オッキーパパ

●撮影場所：富賀浜

●撮影時期：2024年10月

●審査員講評：夕焼けも終わり、水平線がわずかに色づく中に、星と彗星が入ったなんとも贅沢な１枚。月光の効果で空も海も青く表現され、絶妙なバランスを保っています。画の美しさもさることながら、計算されつくしたタイミングと、高度なテクニックが光る作品です。

【準グランプリ】

●作品名：もう見られない景色

●コメント：島のお別れと言えば、この紙テープ。もう見られなくなってしまって、寂しいですが、いつも繋がっていることを感じています。

●撮影者：mina

●撮影場所：錆ヶ浜港

●撮影時期：2024年8月

●審査員講評：島民から長く愛されてきた紙テープの見送りも、島の海を守るために今年の春を前に取り止めとなりました。これから生まれる新しい見送りも楽しみですが、変わる時代に残したい、タイムリーな作品です。

【準グランプリ】

●作品名：なにを話しているのかな
●コメント：新鼻新山の緑に囲われた小さなトンネルで、絵本の1ページのような家族写真が撮れました
●撮影者：かしはら
●撮影場所：新鼻新山
●撮影時期：2025年3月
●審査員講評：三宅島にはこのような素敵な小道がたくさんあります。普段よりちょっとおしゃれをして、いつもの小道で、いつもと違う撮影の雰囲気を楽しむ家族の様子が良く伝わります。レンズの特性も生かされていて、仕上げにもこだわった、愛情たっぷりの作品です。

【入選】
●作品名：早春の三本岳
●コメント：日々移りゆく三宅の幻想的な景色でした
●撮影者：ぽん
●撮影場所：ふるさとの湯駐車場
●撮影時期：2025年2月
●審査員講評：シンプルだけど、力強い画で、視線が引き寄せられました。真っ黒な海と、灰色の空が、三本岳をより輝かせていて、光が沸いているような幻想的な雰囲気が素敵です。三本岳がくっきりとして、冬場の澄んだ空気感も伝わってくる作品です。

【入選】
●作品名：一緒にいかが？
●コメント：冬になると飛来する小鳥たち。イソギク食べ放題の中、向かい合う２羽が一緒に食べていた。
●撮影者：三宅鳥
●撮影場所：釜方海岸
●撮影時期：2025年2月
●審査員講評：「ハギマシコ」だそうです。三宅島では珍しいようですが、冬を知らせる渡り鳥と、同じく冬場に咲くイソギクで季節感がよく出ています。なにより番いの小鳥達がなんとも可愛らしく、バードアイランドの魅力が詰まった作品です。

【入選】
●作品名：巨石を抱く
●コメント：三宅島の柱状節理
●撮影者：島ちゃん
●撮影場所：阿古地区
●撮影時期：2025年3月
●審査員講評：巨大な柱状節理がみごとな１枚。人との対比もいいですね。「見つけた！」の気持ちがよく伝わる作品です。石の表情を「岩相」というそうですが、三宅島の溶岩は実に多彩な岩相をしています。

【入選】
●作品名：大好きな島のり
●コメント：今日のおやつは、島のりで決まり！
●撮影者：みよ
●撮影場所：阿古地区のじぃじ自宅にて
●撮影時期：2025年8月
●審査員講評：タイトル通り、非常にストレートに気持ちが伝わる作品です。空になりそうなお椀と、頬張った口からこぼれ落ちるおなじみの海苔。なにより男の子の表情が全てを物語っています。部屋のくつろいだ雰囲気も相まって、素敵な日常風景です。

【入選】
●作品名：Golden River
●コメント：コガネスズメダイの群れは暗い海中で希望の光を射す。
●撮影者：taka sea
●撮影場所：カタン崎
●撮影時期：2024年11月
●審査員講評：透明度抜群の青い海に、鮮やかな黄色いハナダイがなんともカラフル。ストロボの光がこんなにしっかりあたるのも、透明度あってのこと。見ているだけで楽しくなる作品です。

【入選】
●作品名：牛頭天王祭〜荒ぶる漢たち〜
●コメント：牛頭天王にて神輿担いだ男たちが一気に坂を駆け上がる勇ましい姿を収めました｡
●撮影者：masato
●撮影場所：神着地区
●撮影時期：2025年7月
●審査員講評：2025年は天王祭と富賀祭と夏に２つの大きな祭がありました。本当に暑い夏でしたが、担ぎ手達の気合いの入った表情と、後に続いて笑顔でカメラを手に見守る人たちから、島民の祭への愛が感じられる作品です。

【入選】
●作品名：一時の安らぎ
●コメント：8月引越しして片付け終わりのホッとした瞬間
●撮影者：島雄
●撮影場所：坪田地区
●撮影時期：2025年8月
●審査員講評：他の作品のような華やかさはありませんが、見た瞬間に笑顔になった一枚です。引っ越しの片付け終わりということは、新生活のスタートでしょうか。作業を終えて畳にごろりと横になり、網戸越しに「あー。今日良い天気だなー。」と、海を眺める穏やかな空気感が伝わります。なんとも力の抜けた、いい写真だと思います。

★Instagram部門★

毎年ご好評いただいております「三宅島フォトカレンダー2026」は販売準備が完了次第、三宅島観光協会の窓口販売および通信販売を予定しております。（11月下旬予定）
詳細については後日、三宅島観光協会ホームページにてお知らせいたします。お楽しみに！