今年もたくさんのご応募をいただきました「三宅島フォトコンテスト2023」は9月30日で締切り、総数251作品の応募がございました。

たくさんの作品の中から、特別選考委員の写真家 田中健さんをはじめとする、選考委員によって受賞作品が下記のとおり選出されました。

受賞された応募者の皆様へは後日、三宅島フォトコンテスト2023事務局より改めて受賞のご連絡をメールにてさせていただきます。

受賞作品については11月18（土）~24日（金）まで郷土資料館にてパネル展示しますのでぜひご覧ください。

また、ご応募いただいた全作品を2023年12月下旬～2024年11月末まで阿古船客待合所（ここぽーと）1階に展示いたします。こちらもぜひご覧ください。

受賞作品を中心に作成しております、「三宅島フォトカレンダー2024」は12月下旬より三宅島観光協会窓口および通販にて販売を予定しています。

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【総合グランプリ】 ●作品名：カメとの遭遇 ●撮影者：西野 愛美 ●撮影場所：粟辺下 ●撮影時期：2023/8/22 ●選考委員講評： 三宅島の海らしい海中柱状節理とウミガメを接写の様な迫力で捉えている。 躍動感にあふれる写真を見ていると、丘の上からではなく海の中でウミガメに会いたくなってくる。 撮影者の努力が伝わる素晴らしい一枚。	【総合準グランプリ】 ●作品名：神輿とダイブ ●撮影者：今すぐ島に帰りたいマン ●撮影場所：大久保浜 ●撮影時期：2023/7/16 ●選考委員講評： 三宅島では昔から子ども達は神輿を担いで海に入っていた。 青い海と白の中に点在する服の彩りが実に鮮やかで楽しげであり、三宅島の文化を楽しんでいる子ども達の元気な笑顔が素晴らしい。
【特別選考委員　田中健賞】 ●作品名：絶景パシャリ ●撮影者：いわさと ●撮影場所：新鼻新山 ●撮影時期：2023/8/3 ●選考委員講評： 火山礫の黒い大地が広がり異星に降り立ったような景観が広がる新鼻新山は、御蔵島のビューポイントでもあります。作者は少し離れた場所から望遠レンズを用い、大地と海と島をバランス良くまとめています。手前で、同じポーズの観光客と波が砕け散る瞬間を捉えたことで、動きがある作品になりました。	【特別選考委員　田中健賞】 ●作品名：「行ってきます」 ●撮影者：ゆうちゃん ●撮影場所：三池港 ●撮影時期：2023/9/28 ●選考委員講評： 三池港での別れの一場面です。どのテープが誰とつながっているのか。複雑に絡み合ったテープにピントを置き見送りの人をぼかすことで、両者の関係性を想像してしまいます。またテープの結束がお互いのつながりの強さを表しているようにも見えます。期待や不安を抱いた旅立ちを豊かな表現力で仕上げた一枚です。	【特別選考委員　田中健賞】 ●作品名：奇跡のコラボ ●撮影者：沖山 真人 ●撮影場所：錆ヶ浜 ●撮影時期：2023/8/2 ●選考委員講評： 夜空をスターリンクの通信衛星が列車のように連なって移動する様子を狙っていたところ、月明かりに照らされムーンボウ（夜の虹）が出現したそうです。衛星の光跡が虹の弓から放たれた矢のようにも見え、偶然がもたらした光景に感動しました。タイトル通り、「奇跡のコラボ」を見事に捉えた作品です。
【三宅村長賞】 ●作品名：775 ●撮影者：和田 悠汰 ●撮影場所：雄山山頂付近 ●撮影時期：2023/5/16 ●選考委員講評： 2000年の噴火から23年が経ち、活発だった火山活動は現在落ち着いています。 規制区域となっている雄山上部には条件付きではありますが、一般のお客様に登っていただけるようになりました。生き生きと茂る低木からは森の再生へと向かう雄山の力強さが感じられ、その先に広がる青々とした海と空、登山道を歩く人々の気持ち良さまで伝わってくるような、見ていて清々しい気持ちになる作品です。	【東京都三宅支庁長賞】 ●作品名：出発の舞 ●撮影者：今すぐ島に帰りたいマン ●撮影場：御笏神社 ●撮影時期：2023/7/16 ●選考委員講評： 待ちに待った４年ぶりの牛頭天王祭。 担ぐ人も、見守る人も、燃えたぎるような熱い思いを抱いていた様子が、写真を通して伝わってきます。 やっぱり三宅島の祭りは凄い！
【入選】 ●作品名：こどもの日 ●撮影者：金地 優樹 ●撮影場所：神着・湯舟グラウンド ●撮影時期：2022/5/3 ●選考委員講評： 三宅島フォトコンテスト2023応募作品の中でピカイチの表情、文句なしの主演女優賞です。	【入選】 ●作品名：朝日の反射 ●撮影者：岩崎 稔友紀 ●撮影場所：赤場暁～サタドー岬間の砂浜 ●撮影時期：2023/5/3 ●選考委員講評： いい写真です。	【入選】 ●作品名：新緑に舞う ●撮影者：中込 哲 ●撮影場所：二宮神社跡(伊波乃比咩命神社 旧鎮座地) ●撮影時期：2023/5/21 ●選考委員講評： 三宅島ならではのカラスバトの一瞬を捉えた素晴らしい一枚です。
【入選】 ●作品名：兄弟の会話 ●撮影者：藤山 和真 ●撮影場所：ひょうたん山 ●撮影時期：2023/9/20 ●選考委員講評： 溶岩の黒、葉の緑、空海の青、写真の奥行の広さ、人の手の入っていない自然の素晴らしさが溢れている。 三宅島の魅力が詰まった中で語り合っている兄弟のいる高さの違いがまた良い。	【入選】 ●作品名：三宅島ならではカンムリウミスズメ飛来 ●撮影者：鈴木 義晴 ●撮影場所：阿古沖 ●撮影時期：2023/4 ●選考委員講評： 日本の固有種で限られた時期にしか飛来しないカンムリウミスズメを鮮明に捉えられている。 国内の数ヵ所でしか観察することができず、飛んでいる姿を収めた写真は貴重。	【入選】 ●作品名：若葉の力。 ●撮影者：尾中 正明 ●撮影場所：アカコッコ館 ●撮影時期：2023/8/18 ●選考委員講評： 卓越した撮影技術により非常に生命力を感じる一枚となっている。上手いのひと言。
【入選】 ●作品名：溶岩の上 ●撮影者：千葉 愛巳 ●撮影場所：今崎海岸から火山体験遊歩道の間 ●撮影時期：2022/6/30 ●選考委員講評： 溶岩の上に逞しく咲くハマカンゾウの姿は三宅島の夏を代表する光景であり、生命力の強さを感じられる一枚。溶岩と青空の色の対比とその間を彩るオレンジの色バランスが気持ち良い作品です。	【入選】 ●作品名：春爛漫 ●撮影者：梶田 美香 ●撮影場所：道端 ●撮影時期：2023/2/26 ●選考委員講評： シチトウメジロの表情、桜の花の開花具合、ピント、色彩のバランス全てがとても良く春が待ち遠しくなる作品。
【入選】 ●作品名：wedding photo ●撮影者：てんfamily ●撮影場所：火山体験遊歩道 ●撮影時期：2023/4/13 ●選考委員講評： 大地の始まりである溶岩流から生えるパイオニア植物と、パートナーと共に新たな一歩を踏み出す姿がリンクしており、とても素敵な作品です。	【入選】 ●作品名：提灯と盆踊り ●撮影者：石倉 綾子 ●撮影場所：御笏神社、牛頭天王祭(前夜祭) ●撮影時期：2023/7/15 ●選考委員講評： まるで盆踊りの活気が伝わってくる様な、将来の島を担う島っ子たちと伝統行事を繋ぐ想いが詰まった一枚。