2018.02.18.sun
●当日の様子をまとめた映像 ※音が出ますのでご注意ください
集合・スタート地点は阿古地区のここぽーと(阿古漁港船客待合所)。
少し風はありますが、この時期にしては珍しい春を感じる暖かさと青空が眩しい快晴で当日を迎えることができました。
この日の参加者は31名(島外16名)。関東各地から三宅島にお越しいただい皆さんとのノルディックウォークがスタートです。
関係者による挨拶・スタッフ自己紹介を終えて、東京都ノルディック・ウォーク連盟指導員(NW都連)によるNWの講習会スタート。
多くの参加者がNW初心者の中で始まった講習会では、皆さん真剣に指導員の講習に取り組む傍ら、慣れないポールを使った歩行練習に戸惑いあり、笑いありの賑やかなスタートとなりました。
ここぽーとから都道に出てしばらく道なりに進んだ後、車のほとんど通らない裏道へ。この道は島民っでもあまり通ることのない裏道。海の見える景色や季節の花を愛でながら第1ポイントの富賀神社を目指します。
富賀神社に到着。太鼓の音が聞こえるなぁと思っていたらなんと春の大祭真っ最中、何と社殿からわざわざ出てきてくれた島民の方がお話を聞かせてくれました。思わぬサプライズに参加者は興味深々。
お話を伺った後はトイレ休憩をすませて次の目的地へ向けて再びウォーキング再開です☆
都道に戻ってすぐに山側へ伸びる脇道へ入ります。この道は島民でも知る人ぞ知るといった道ですが、実はとても景色が良く、先ほど立ち寄った富賀神社・次の目的地の新鼻新山・御蔵島から三本岳が丸見え。天気の良い日には八丈島まで見えることもあります。
道の途中には今が旬の椿もたくさん育っているのでこの時期の散歩にとてもおすすめ。
再び都道に出てしばらく歩くと次に見えてきたのは粟辺溶岩流跡。昭和58年の噴火によって流れた溶岩が固まったそのままの姿を望むことができます。
10分ほど道なりに歩くと第2ポイントの新澪池跡&新鼻新山に到着。事前に配られた栄養補給用のチョコやタブレットで休憩した後に新鼻新山に向かいます。
新鼻新山に着いた頃には西風がかなり強く、のぼりを回収するスタッフも大変です。
都道に戻り、緩い上り下りを海を眺めながら20分ほど歩くと立根橋横の東屋に到着。
三本岳から御蔵島まで見渡せるパノラマな景色を楽しみながら最後の休憩。
山側に見える深く崩れた沢は立根沢。昔、ここから流れ出た大量の泥岩流により橋が崩れたこともあったそう。
このことを良く知る島民ガイドが当時の話を始めると、参加者の皆さんは興味津々。
海と三本岳をバックに記念撮影をした後は、ゴールのアカコッコ館に向かって歩を進めます。
最後の下り坂を意気揚々と歩いてゴール会場のアカコッコ館駐車場に到着☆
参加者&スタッフ皆でポールアーチを作り、後続の人達をノルディックウォークならではのお出迎え☆
ゴール後はNW都連のポールストレッチで疲れを残さない様に身体をほぐします。
記念品のオリジナル手ぬぐい・缶バッジ・完歩賞、そして株式会社クリニコより提供の、BCAAやビタミンDが含まれた運動後ぴったりの、さっぱり飲めるゼリー飲料「リハたいむゼリー」をもらってトータル約9kmの第5回三宅島GEOノルディックウォークは幕を閉じました。
ご参加いただいた皆様お疲れさまでした☆
ノルディックウォークはお昼で終わりましたが、希望者を募り行った島民ガイドが案内する大路池ツアーの様子も少しご紹介☆
たくさん歩いてお腹が空いたので、まずはお弁当で空腹を満たします。今日のお弁当は島の割烹料亭「いけ吉」より。
運営側で用意した暖かいお茶と一緒にまずはほっこり。
しばし休憩して大路池ツアースタート☆
伊豆諸島最大級の淡水湖「大路池」のまわりに広がる深い森の中を歩きながら、島民ガイドから大路池の成り立ちや動植物の話を聞きます。
日本最大のスダジイを育んだ三宅島の森は見たことも無いような巨樹・巨木をたくさん見ることができます。
自然のエネルギーを感じながら約2時間の大路池ツアーを楽しんでいただきました☆