2022.11.01.tue
三宅島の伊豆岬灯台は1909(明治42)年に初点灯した、東京都最古の現役灯台です。
明治時代に建設された伊豆岬灯台は、歴史的・文化的に価値が高いことから、海上保安庁が保全する明治期灯台の一つに登録されています。その為、現在も建設当時のままの石造り原形がほぼ保たれています。
そんな歴史ある伊豆岬灯台の灯火が、第三管区海上保安本部の工事により、白熱電球とレンズの組合せからLEDを光源とする灯器へ変更されることになりました!!
●工事は11月下旬から12月中旬を予定
※天候により日程が変更になる場合がございます
LED化されることによって、灯火そのものが白熱電球よりもキレ良くはっきり見えるといった「視認性」の向上に加え、LEDはより長寿命で消費電力も少ないことから経済性に優れ、白熱電球では欠かせなかった定期的な交換作業が不要になるといったメリットがあるそうです。
一方で電球ならではのあじのある灯りや、昼間にキラキラと輝くレンズを今後みられなくなってしまうのはとても寂しいですね。
工事が始まるまで約1ヵ月程度あるので、この機会に伊豆岬を訪れてみてはいかがでしょうか。
遠方で三宅島に来ることが出来ない方は、海上保安庁の「灯台ONEタップビュー」より360度パノラマ画像やVR画像を見ることができるので、ぜひアクセスしてみてください。
たくさんの方によって守られ、愛されてきた伊豆岬灯台の歴史的瞬間を一緒に見守りましょう。